皆さんこんにちは。千葉県流山市周辺で内装リフォームや原状回復の施工管理、退去立ち合い業務を手がけている「ワンステップ」です。
多くの大家さま・管理業者さまが悩まれているのが、退去後にどこまで手を入れればよいか、ということ。
元の状態に戻す原状回復だけでよいのか、リフォームに踏み切るべきか。リフォームをしても初期投資が回収できるかどうかが不安……というのが悩みどころだと思います。
結論から言えば、長年にわたり原状回復だけで済ませているのなら、リフォームに踏み切るのが得策。
ただしむやみにリフォームをすればよいというわけでもありません。
今回は空室を解消できる退去リフォームのポイントをご紹介します。
■退去時にリフォームはするべきもの?
退去者が出たら原状回復を行うのは当然のこととして、経年劣化を元の状態に直すだけでよいのかは、悩ましいところ。
ここ数年、空室対策のために原状回復にとどまらず、退去リフォームを選択する大家さま・管理会社さまが増えています。
というのもここ最近、コロナ禍を経て借主のニーズに変化が生じています。
家で過ごす時間が増えたことから、賃貸でも快適に過ごしたい、と考える層が増えました。リモートワークにより在宅で仕事をするようになったことも一因でしょう。
新型コロナウイルスは一時的に感染者数が減っても、まだまだ終息は見込めません。またリモートワークによりオフィスを縮小した企業も多く、持ち家だけでなく賃貸住宅にも、さらなる居住性の向上が求められています。
ただし初期投資を回収するためには、エリアや賃借人のニーズにあった適切なリフォームをすることが必要。前回のブログでもご紹介したよう(https://www.onestep-inc.jp/blog/reform-column/140380)、シングル女性・シングル男性・ファミリー層ではそれぞれニーズが異なるので、賃借人の傾向を踏まえてリフォームに臨みましょう。
■退去後のリフォーム事例について
原状回復にプラスして行う退去リフォームの代表例をご紹介します。
まず多いのが、壁紙とフローリング。壁と床は視界に占める面積の割合が大きいので、空間の印象が一新します。
日当たりの悪い部屋なら壁クロスを白い清潔感あるものに張り替えれば、明るい雰囲気に。フローリングも白いタイプはありますが、壁・床ともに白いと寒々しい雰囲気を与えてしまうので、木の中でも明るめの色を選ぶとよいでしょう。
若い世代向けの賃貸物件なら、部分的に色を変えたアクセントクロスが人気です。SNS映えするので、賃貸ウェブサイトで近隣の物件が一覧表示された時にもひときわ目立ち、訴求力がアップします。
水まわりは設備が老朽化しているのなら、入れ替えはマスト。まだ使えると思っていても、廃盤になっていると万が一のトラブルの際に修理ができません。また水まわり設備の老朽化による漏水の場合、家財弁償は大家さまの責任になってしまうので、設備に関してはシビアに考えましょう。
設備の新しさは入居を左右する大きなポイントにもなります。それなりに費用を要するだけに、経験豊富なプロの意見を仰ぎたいものです。
収納スペースも今やマスト。「付いていて当たり前」の設備のトップ3に入っていますので、収納がない部屋の場合は、床面積が少なくなってもクローゼットを新設すべきと心得て。また和室を洋室にリフォームする際は、押入れを撤去して引き戸か折れ戸タイプのクローゼットをつくりましょう。
■借主のニーズを抑えたリフォームなら、退去リフォームのプロに依頼を!
退去リフォームは賃借人のニーズや時代の動向を把握しないと、費用対効果が得られません。
リフォームはしたいけれども費用面が心配で……とお考えなら、原状回復工事の経験が豊富な賃貸リフォームのプロに依頼することをおすすめします。
千葉県流山市周辺で原状回復工事やリフォームを手がける「ワンステップ」なら、訴求力のあるリフォーム・リノベーション、設備更新、建築トラブルへの迅速な対応が可能です。
賃貸物件に関する豊富なノウハウがあり、エリアの入居層を見据えてご予算に応じた提案力に定評があります。
空室を解消するための退去リフォームや管理上のお悩みがあれば、お気軽に「ワンステップ」にご相談ください。